[お知らせ-1]
◆第12回日本臨床検査医会春季大会について
第12回日本臨床検査医会春季大会が濱崎直孝大会長のもとで開催される。場所は九州大学医系キャンパス内 コラボ・ステーションで福岡市営地下鉄 箱崎線「馬出九大病院前」下車徒歩5分である。特別講演会は平成14年4月19日(金)午後5時〜午後5時50分で只野壽太郎(佐賀医大)による「臨床検査医30年−見誤った技術革新−」である。引き続き懇親会を「八仙閣」で午後6時〜午後8時まで行う。講演会は平成14年4月20日(土)午前9時〜午後5時で、テーマは、1)シンポジウム「大学検査部:特色ある検査と特色ある研究」、2)研究講演「私の検査研究」、3)パネルディスカッション「病院検査室と臨床検査医の未来ビジョン」である。会員の皆さんのご参加をお待ちしております。
詳細は次のURLをご覧下さい。
http://www.jaclap.org/12-syunki.pdf
※連絡事項:春季大会に合わせて会議を開催する予定のある委員会は、会議室の予約もありますので、事前に事務局までお知らせ下さい(抄録集作製上の都合、できましたら1月中にお願い致します)。
事務局:〒812-8582福岡市東区馬出3-1-1
九州大学医学附属病院検査部
康 東天
TEL:092-642-5749 FAX:092-642-5772
E-mail:
[email protected]
[お知らせ-2]
◆市民向けのコーナーを本会ホームページに掲載
[お知らせ-3]
◆「日中医学大会2002」の登録募集のお知らせ
日中国交正常化30周年を記念した「日中医学大会2002」が2002年11月03日〜06日まで人民大会堂および北京国際会議センターで開催される。
日本臨床検査医学会と中国の実験診断学会と共催で開催し、11月4日午後にシンポジウムが(日中各4〜5題ずつ、その他の一般演題はポスター発表)を実施する予定である。発表される方は7月末までに抄録をフロッピーディスクに入れて、日本臨床検査医学会事務所まで送付のこと(メールでは受け付けないことになった)。一括して日本臨床検査医学会事務所から中国の大会本部に送る。大会パンフレットは事務所にもあり、また下記のURLでも見られる。(文責 森 三樹雄)
URL:
http://www.jpcnma.or.jp/taikai2002/2002taikai.htm
[お知らせ-4]
◆平成15年度日本臨床検査医会の要覧の出版について
本年も要覧を出版することになった。そのため会員の皆様に名簿作成用の往復はがきをお送りしますので、ご協力下さるようお願いします。(土屋 達行)
[お知らせ-5]
◆会員動向
2002年1月23日現在 会員総数 609名,専門医 425名
《入会》9名
河原邦光 国立大阪病院臨床検査科病理
宮島栄治 横浜市立大学医学部附属市民総合 医療センター 心臓血管センター
菅井 有 岩手医科大学医学部臨床病理部門
稲葉 亨 京都府立医科大学臨床検査医学
松本光司 日本医科大学付属第二病院病理部
村田 満 慶応義塾大学医学部内科・中央臨床 検査部(兼任)
武井 泉 慶應義塾大学医学部内科・中央臨床 検査部
佐熊 勉 岩手県立中央病院病理・検査
古田朋子 国立南和歌山病院研究検査科
《退会》 1名
日吉基文(認定医)
[お知らせ-6]
◆訃報
本会会員の大阪市立大学名誉教授の奥田清先生が、1月20日午後8時にご逝去されました。
ご冥福をお祈りいたします。
[お知らせ-7]
◆平成14年度分の会費について
当会の会計年度は1月1日からとなってます。平成14年度分の会費が未納の方はお早めにご納入の程、宜しくお願いします。(土屋 達行)
[ニュース-1]
◆アフガニスタンの復興成功は健康支援
−WHOが健康支援を実施−
〈Press November 2001 WHO-155〉
パキスタンのイスラマバードで2001年11月27日〜29日にWHOや国際機関の代表が集まり、アフガニスタンの健康に関する討論会を行った。そこでアフガニスタンにおける健康支援を次の5項目に絞った。1)妊婦の健康:アフガニスタンでは30分に1人の割合で妊娠合併症で妊婦が死亡している。女性の医師、看護婦、助産婦、臨床検査技師、放射線技師、薬剤師、歯科医、理学療法士などが極端に不足している。2)小児の健康:アフガニスタンの小児の4分の1は5歳未満で死亡する。急性栄養失調症は約10%、慢性栄養失調症は50%にもなるため、子供は病気にかかりやすい。予防接種も必要である。小児の急性呼吸器疾患や下痢症の予防も必要となる。そのために安全な飲料水や衛生設備が改善されなければならない。3)感染症の予防:アフガニスタンでは毎年7200人の新しい結核患者が予測されており、DOTSをはじめとする抗結核剤の投与が必要となる。マラリア、コレラ、麻疹、腸チフス、髄膜炎、出血熱などがアフガニスタンの全土で発生し、多数の人が死亡している。そこで病気に対する早期発見システムと適切な治療が必要となる。4)メンタルヘルス:アフガニスタンでは22年間も戦争状態であったため200万人以上が精神障害の疑いがあり、この人達の救済が必要である。5)外傷:戦争などで外傷となる人の手当が必要である。これらの健康上の問題点を改善するためにWHOは約200人の専門家をアフガニスタンに投入して医療活動を支援している。
(獨協医科大学越谷病院臨床検査部 森 三樹雄)